コラム|制度と補助金

中小企業のAI・セキュリティ無料相談先はどこか。ドイツの新制度と比べて日本の窓口を整理

公開:2026-11-01 更新:2026-11-01 文:渡部 秀雄(DXプランニング代表)

東南アジア欧州

社内にITを聞ける人がいない総務・経営者の方へ。生成AIとセキュリティの相談を、日本ではどこに無料で持ち込めるか。この記事では、2027年に相談拠点を作り直すドイツと比べながら、日本の窓口の使い分けと予約までの手順をまとめます。

毎月の手作業何日もかかる 集計帳票宛名 ツールに 統合システム 集計帳票 郵便発送自動で 人手をかけず、ミスなく
この記事の要点
  • ドイツは2027年1月1日から、無料で業者に偏らない相談拠点17か所の網を始めます。AIとサイバー安全のトレーナーを同じ拠点に置きます。
  • 日本にも、無料で何度でも使える窓口があります。経営・AIはよろず支援拠点(47都道府県)、セキュリティはIPAの窓口と分かれています。
  • 導入の費用は補助金でまかないます。持続化補助金は後払いで、第20回の様式4の発行受付は2026年12月4日までです。
  • 今日やることは、困っている業務を3つ書いた相談メモを作り、窓口に予約を入れることです。

ドイツで何が始まるか

結論から書きます。ドイツは2027年1月1日から、中小企業のデジタル化を無料で支える新しい相談の網を始めます。日本にも無料の窓口はありますが、テーマごとに分かれています。

日本の無料相談を使い分ける手順困りごとを3つ書き出し、経営・AIとセキュリティの窓口を使い分けます。費用が要るなら補助金の段取りを決めます。相談メモを作り、経営・AIとセキュリティの窓口を使い分ける日本の無料相談を使い分ける手順/確認日:2026年11月1日相談メモ困りごとを3つ経営・AIよろず支援拠点セキュリティIPA費用が要るなら補助金の段取り出所:よろず支援拠点全国本部、IPA 安心相談窓口(2026年更新)持続化補助金 商工会地区事務局
日本の無料相談を使い分ける手順

例えば、総務と経理を一人で兼ねている方の月曜の朝です。取引先から「生成AIの使い方と、セキュリティ対策の状況を教えてほしい」とメールが届いたとします。社内には聞ける人がいません。

ドイツでは、こうした相談を国が助成する拠点が受けています。発表によると、今の網は最大29拠点の体制で、2021年6月から2025年12月までに約36万社に届きました。利用は無料で、特定の業者に偏らない支援です。

新しい網「Mittelstand-Digital Zentren」は、広域6拠点と業種・テーマ別の11拠点、計17拠点です。広域の拠点は、1つで2〜3州を受け持ちます。業種別は2027年5月から加わり、2027年半ばまでにそろう予定です(BMWE〈連邦経済エネルギー省〉の2026年10月20日の発表。DATEVの転載などで確認)。

今の網にもいるAIトレーナーに加え、サイバー安全トレーナーも置きます。AIとセキュリティを、同じ拠点で相談できる形になります。

では、日本で同じ相談をするなら、どこに行けばよいか。先に、答えの一覧を示します。

困りごと別の相談先(早見表)

日本の無料の相談先は、困りごとによって2つの系統に分かれます。経営やAIはよろず支援拠点、セキュリティはIPA(情報処理推進機構)の窓口です。

範囲:国や公的機関が運営する相談先と制度。確認日は2026年11月1日です。

今の困りごと相談先方法・時間費用手順
業務を効率化したい。AIを使いたい。売上を伸ばしたいよろず支援拠点(47都道府県)各拠点に予約して相談何度でも無料手順2 よろず支援拠点に予約する
ウイルスや不正アクセスについて、技術的に聞きたいIPA 情報セキュリティ安心相談窓口電話03-5978-7509(平日10:00〜17:00、1回30分まで)。メールは3営業日以内をめどに返信無料(通話料は自己負担)手順3 セキュリティの相談先を決める
事故が起きたかもしれない。初動を知りたいIPA 企業組織向けサイバーセキュリティ相談窓口メールで相談。被害の可能性と応急処置の助言、専門業者の一覧の紹介まで。調査・解析はしない窓口のページで確認手順3 セキュリティの相談先を決める
導入の費用を補助金でまかないたい地元の商工会・商工会議所持続化補助金の事業支援計画書(様式4)を出してもらうための相談。第20回の発行受付は2026年12月4日まで補助率2/3、後払い手順4 補助金の段取りを決める
セキュリティの取り組みを外に示したいSECURITY ACTION(相談先ではなく、自分で宣言する制度)★一つ星か★★二つ星を自ら宣言する。IPAによる認定ではないロゴは無料で使える手順4 補助金の段取りを決める

注:安心相談窓口は、企業・組織からの相談を別の窓口へ案内しています。会社として相談するときは、企業組織向け窓口もあわせて控えておきます。出所:よろず支援拠点全国本部、IPA 安心相談窓口(最終更新2026-10-28)、IPA 企業組織向け相談窓口、持続化補助金 商工会地区事務局、IPA SECURITY ACTION

窓口は2系統です。経営・AIはよろず支援拠点、セキュリティはIPAと、自分で使い分けます。1回の相談でまとめて見てもらう形にはなっていません。

ドイツがこれを1つの拠点にまとめられる理由は、網の作り方にあります。

ドイツの網はどう作られているか

新しい網は2層になっています。地域ごとの最初の窓口があり、その上に業種別の専門拠点が重なります。企業ごとの個別支援ができるよう、助成のルールも切り替えました。

2層の構造

企業はまず、地域の広域拠点に相談します。業種に特有の課題は、全国を受け持つ業種・テーマ別の拠点が受けます。

層受け持つ範囲拠点の数・時期役割
1. 広域拠点1拠点で2〜3州。Nord-West-Mitte、West、Süd-West、Nord-Ost、Ost、Süd-Ost-Mitteの6地域6拠点。2027年1月1日から地域の企業の最初の窓口
2. 業種・テーマ別拠点全国。手工業・建設・物流・小売など11拠点。2027年5月から加わる業種に合わせた支援

注:2027年半ばまでに計17拠点がそろう予定です。出所:BMWE 2026年10月20日の発表を転載したDATEV、Deutsche Handwerks Zeitung(ともに2026年10月20日)

設計を変えた理由

新しい網は、AGVO(一般グループ適用免除規則。EUの補助のルールで、条件を満たせば個別の審査なしに助成できる仕組み)にもとづきます。これで、企業ごとの個別支援ができるようになります。終わろうとしている今の網では、個別支援が認められていませんでした。期間は、まず4年間です(DHZ 2026年10月20日)。

セキュリティの支え手

サイバー安全トレーナーは、AIトレーナーと同じ拠点に置かれます(Handwerksblatt 2026年10月20日)。

別の支え手もあります。BMWEの中核事業「Transferstelle Cybersicherheit im Mittelstand」(中小企業サイバー安全移転センター)です。支援はすべて、中小企業なら無料で使えます。事故のときの自己診断「CYBERsicherノートフォール・ヒルフェ」と、「CYBERsicher-Check」があります(IHKシュレースヴィヒ=ホルシュタイン)。

残っている課題

今の拠点への助成は2026年末で終わり、新しい拠点の通常運営は2027年の初めからです。このため相談できない期間が生まれる、という指摘があります(mybusinessfuture 2026年4月22日。二次情報)。

業種別のうち手工業向けの拠点は、DHZだけが報じています。最終的な助成の決定は2027年で、運営する団体はまだ公表されていません。

同じドイツ語圏でも、反対の方向に進む国があります。

ドイツ・オーストリア・日本の比較

無料の相談を「国の拠点」で出すか、「民間コンサルタントへの補助」で出すか。この違いで、2027年に向けた方向が国ごとに分かれています。

国相談の出し方費用の負担AIとセキュリティを同じ窓口で扱うか2027年に向けた方向発表元・時期
ドイツ国が助成する拠点(Mittelstand-Digital Zentren)企業は無料。特定の業者に偏らない扱う。AIトレーナーとサイバー安全トレーナーを同じ拠点に置く拡充。2027年1月から新しい網、半ばまでに17拠点BMWE 2026年10月20日
オーストリアKMU.DIGITAL。認定コンサルタントの有料相談に補助相談の補助は1社最大3,000ユーロ。出資は経済省(BMWET)と経済会議所(WKÖ)4つのテーマの1つに「IT・サイバー安全」がある終了。財政再建のため2027年以降は続けず、後継の制度もないBMWET 2026年5月7日、WKOシュタイアーマルク 2026年9月23日
日本常設の窓口。経営・AIはよろず支援拠点と商工会・商工会議所、セキュリティはIPA相談は無料。導入の費用は補助金(持続化補助金は上限50万円、補助率2/3、後払い)国の窓口の中では、調べた範囲で確認できなかったよろず支援拠点に生産性向上支援センター(2026年4月)、AIアドバイザーの一覧公開(2026年8月)よろず支援拠点全国本部、IPA(2026年10月28日更新)

注:オーストリアの4つのテーマは、ビジネスモデル・業務プロセス/EC・オンライン販促/IT・サイバー安全/デジタル行政。出所:BMWET発表(2026年5月7日)、WKOシュタイアーマルクFAQ(2026年9月23日)、よろず支援拠点全国本部、IPA 情報セキュリティ安心相談窓口、持続化補助金 商工会地区事務局

オーストリアの規模も見ておきます。2024年5月の再開以降、申請は約26,500件、支払いは約1,810万ユーロです。支援した中小企業は1万社を超えます(BMWET 2026年5月7日)。それだけ使われた制度でも、財政の事情で終わります。

日本の中小企業にとっての意味は、3つです。

  • 相談は無料で、何度でも使える。この点はドイツと同じです。
  • 窓口は常設です。よろず支援拠点は2014年から続いています。ただし事業の中身は年度で変わることがあるため、使う前に公式サイトで確かめます。
  • 違いは窓口の数です。AIとセキュリティを1回で相談できません。相談メモを「経営・AI」と「セキュリティ」に分けて持っていくと、それぞれの窓口で話が早く進みます。

では、日本でセキュリティも相談先に入れておきたい理由を、数字で見ます。

セキュリティも相談先に入れる理由

セキュリティの事故は、自社だけで終わらないことが多いためです。日本の中小企業の調査にも、そのことが数字で出ています。

IPAの「2024年度中小企業における情報セキュリティ対策の実態調査」(速報2025年2月14日、4,191社が回答)を見ます。被害があった企業の約7割、10社のうち7社ほどで、取引先にも影響が出ていました。内訳は、サービスの停止・遅延が36.1%、賠償・補償の負担が32.4%です。

過去3期にインシデント(ウイルス感染や情報漏えいなどの事故)があった企業では、被害額の平均は73万円でした。100万円以上が9.4%で、最大は1億円です。復旧までの期間は、平均5.8日でした。

一方で、過去3期に対策へ投資していない企業は62.6%で、10社のうち6社ほどです。理由は「必要性を感じていない」44.3%、「費用対効果が見えない」24.2%、「コストがかかりすぎる」21.7%でした。専門部署がある企業は9.3%にとどまります。

社内に専門の担当がいなくても、相談先を決めておけば、聞ける相手は持てます。以前、「ランサムウェアの入口はVPN機器。中小企業が今日確かめること」で、被害時の連絡先を紙1枚にまとめると書きました。今回はその紙に、事故の前に相談できる先を加えます。

では、日本の窓口を実際にどう使い分けるか。4つの手順にします。

日本の無料相談を使い分ける手順

手順は4つです。手順1で相談の材料をつくり、手順2と3で窓口を決め、手順4で費用の段取りを決めます。

手順1 困りごとを3つ書き出す

何から聞けばよいか分からないとき

業務名・今のやり方・かかっている時間を、1業務1行で書きます。

例えば「請求書づくり/会計ソフトの数字を表計算に貼り直して印刷/月に( )時間」のように書きます。時間は目安で足ります。この手順で、相談の時間が世間話で終わる心配が減ります。

まずは、毎月同じ手順で繰り返している作業から書くのがおすすめです。繰り返しは仕組みにしやすく、相談の答えが具体的になりやすいためです。

手順2 経営・AIの相談をよろず支援拠点に予約する

業務の効率化や、AIの使い方を相談したいとき

都道府県の拠点に予約し、手順1のメモを持って相談します。

よろず支援拠点は、国が2014年6月に47都道府県すべてに置いた経営相談所です。何度でも無料で相談できます。2026年4月には拠点の中に生産性向上支援センターができ、8月にはAIアドバイザーの登録者一覧が公開されました。

2023年度の相談者は、従業員5人以下が57.3%で、半分以上を小さな会社が占めます。非製造業が84.9%で、9割以上が満足と答えています。

生成AIの社内ルールに話が及んだら、以前「生成AIの社内ルールの作り方。中小企業が最初に決める5つのこと」で示したA4一枚の案を持っていくと、話が具体的になります。この手順で、AIを何から使えばよいか分からない心配が減ります。

手順3 セキュリティの相談先を決めておく

取引先に対策を聞かれたとき。怪しいメールや不審な動きがあったとき

平時の技術的な相談は安心相談窓口、事故の初動は企業組織向け窓口と決めておきます。

安心相談窓口は、主にウイルスや不正アクセスの技術的な相談を受けます。時間外はチャットボット(選択式)を使えます。ただし企業・組織からの相談は、別の窓口に案内しています。

企業組織向け窓口は、メールで受け付けます。被害の可能性や応急処置を助言し、専門業者の一覧やほかの報告先を紹介します。調査・解析はしないため、復旧の作業は保守業者や専門業者に頼むことになります。

2つの窓口の連絡先は、前の節で触れた「紙1枚」に書き足します。この手順で、何かあったときに誰に聞くかで迷う心配が減ります。

手順4 費用が要るなら補助金の段取りを先に決める

相談の結果、ソフトや機器の導入にお金がかかるとき

持続化補助金を使うなら、2026年12月4日より前に商工会・商工会議所へ予約します。

小規模事業者持続化補助金の第20回(一般型・通常枠)は、受付開始が2026年11月5日、申請締切が12月15日17:00です。事業支援計画書(様式4)の発行受付は12月4日までで、「交付に時間を要する場合があります」とされています。

この日程は商工会地区の事務局のもので、予定は変わる場合があります。商工会議所地区の方は、商工会議所側の公式ページで確かめてください。

補助上限は50万円、補助率は2/3です(賃金引上げ特例に申請する赤字事業者は3/4)。上乗せは、インボイス特例で50万円、賃金引上げ特例で150万円、両方で200万円です。計算すると最大250万円ですが、公式ページに合計額の記載はありません。

電子申請では、GビズID(国の手続きに共通で使うID)を使う場合があります。必要なIDの種類は、公募要領で確かめてください。GビズIDプライムの取得は、マイナンバーカードを使うオンライン申請なら最短即日、書類の郵送なら最大1か月です。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を使う予定があるなら、SECURITY ACTIONの宣言が申請の要件です。★一つ星か★★二つ星を、無料で自ら宣言します。持続化補助金は、IPAの要件の一覧には載っていません。

補助金は後払い(精算払い)です。実績報告の審査に3〜4週間、額の確定まで3か月程度、そこから着金まで1〜2か月かかることがあります。そのあいだの支払いは、自社で用意しておく必要があります。

この手順で、締切に間に合わない心配や、入金の時期が読めない心配が減ります。

ドイツの新しい網が動き出すと、相談のあり方はどう変わっていくか。次の節で、予定と兆しを整理します。

今後の展開

ドイツは無料の相談の網を広げ、オーストリアは相談への補助を終えます。日本では、経営相談の窓口がAIの相談も受ける動きが続いています。以下では、公表された予定と、それにもとづく見立てを分けて書きます。

半年以内(2027年春まで)

  • 予定:ドイツの新しい網は、2027年1月1日に始まります(BMWE 2026年10月20日)。
  • 指摘:旧網の終わりから新網の通常運営までに、相談できない期間が生まれるおそれがあります(mybusinessfuture 2026年4月22日。二次情報)。
  • 日本の予定:持続化補助金の第20回は、様式4の発行受付が12月4日、申請が12月15日17時で締め切られます。

1〜2年(2027〜2028年)

  • 予定:ドイツでは2027年5月から業種別の11拠点が加わり、2027年半ばに17拠点がそろいます。手工業向けの拠点は、2027年に助成が最終的に決まると報じられています(DHZ 2026年10月20日)。
  • 予定:オーストリアのKMU.DIGITALは、2027年以降は続かず、後継の制度もありません(BMWET 2026年5月7日、WKOシュタイアーマルク 2026年9月23日)。

見立て:経営相談の窓口がAIの相談も受ける流れは、この先も続く可能性があると見ています。根拠は、よろず支援拠点で生産性向上支援センターの新設(2026年4月)と、AIアドバイザーの一覧公開(2026年8月28日)が、半年のうちに続いたことです。

この先は、次の2つに分かれる可能性があります。

  • シナリオA(経営相談とセキュリティ相談の連携が進む場合):よろず支援拠点で、AIとセキュリティを一度に相談できる形に近づく可能性があります。
  • シナリオB(連携が進まない場合):経営・AIはよろず支援拠点、セキュリティはIPAと、自分で2つの窓口を使い分ける形が続きます。

どちらに進むかは、次の5つの兆しで見分けられます。

  1. よろず支援拠点の公式サイトに、セキュリティの案内が出るか
  2. IPAの窓口が、相談者をどこへ案内するかが変わるか
  3. 持続化補助金の次の回の公募が、いつ、どんな内容で出るか
  4. ドイツの新しい拠点の運営者が公表されるか、相談できない期間をどう扱うか
  5. オーストリアで、後継の策が出るか

その先(4年の期間のあと)

ドイツの新しい網は、まず4年間の予定です(DHZ 2026年10月20日)。そのあとどう続けるかは、今のところ公表されていません。

どちらのシナリオになっても、困りごとを書いた相談メモはそのまま使えます。補助金を使うなら、12月4日までに商工会・商工会議所へ相談するかどうかを決めておくと、締切の直前の作業を減らせます。ここからは、明日の朝からできることを4つにまとめます。

今日からできること

  1. 困っている業務を3つ書き出す
    下の相談メモの「困っている業務」の欄を、業務名・今のやり方・月にかかる時間の順に埋めます(書き方は手順1 困りごとを3つ書き出す)。
  2. 都道府県のよろず支援拠点に相談を予約する
    全国本部のサイトから自分の都道府県の拠点を探し、拠点の案内にある方法で予約します。
  3. IPAの窓口2つを、被害時の連絡先の紙に書き足す
    1つは安心相談窓口(03-5978-7509、平日10時〜17時、1回30分まで)です。もう1つは企業組織向け窓口で、ページのURLを書きます。
  4. 補助金を使うなら、12月4日より前に商工会・商工会議所に予約する
    同じ日に、公募要領で必要なGビズIDの種類を確かめ、持っているかを見ます。プライムが無ければ、マイナンバーカードを使うオンライン申請なら最短即日で取れます。
そのまま使える相談メモ
  • 1.会社の概要:業種(    )/従業員数(  人)
  • 2.困っている業務(3つまで)
    • 業務名:(例:毎月の請求書づくり)/今のやり方:(例:Excelに手で入力し、印刷して郵送)/月にかかる時間:(  時間)/困っている点:(例:入力の間違い、月末に作業が集中する)
    • 業務名:(   )/今のやり方:(   )/月にかかる時間:(  時間)/困っている点:(   )
    • 業務名:(   )/今のやり方:(   )/月にかかる時間:(  時間)/困っている点:(   )
  • 3.使っている機器・サービス:パソコン(  台)/メール(   )/会計ソフト(   )/そのほか(   )
  • 4.相談先:経営・AI → よろず支援拠点(  県)/セキュリティ → IPA(技術の相談:安心相談窓口、事故の初動:企業組織向け窓口)
  • 5.聞きたいこと(3つまで):①(   )②(   )③(   )
  • 6.補助金の予定:使う・使わない・未定/使う場合:様式4の発行受付の締切 12月4日、申請の締切 12月15日17時/GビズID:あり(種類:  )・なし
  • 7.記録:相談した日( 月 日)/相談先(   )/次に見直す日( 月 日)

よくある疑問

Q1 何度相談しても無料ですか

よろず支援拠点は、何度でも無料です。IPAの安心相談窓口も無料ですが、通話料は自己負担です。

Q2 IPAの窓口は、調査や復旧までしてくれますか

企業組織向けの窓口は、初動の助言と専門業者の一覧の紹介までです。調査・解析はしません。

Q3 SECURITY ACTIONは相談先ですか

相談窓口ではありません。自分で取り組みを宣言する制度で、IPAの認定でもありません。デジタル化・AI導入補助金を申請するときの要件です。

DXプランニングで受けられるサービス

公的な窓口の相談のあと、設定の変更や更新の点検といった実際の作業は、IT顧問(月20,000円、相談・作業・点検の合計で月2時間まで)で任せられます。相談メモに書いた「毎月繰り返している作業」は、業務の自動化でツールにできます(1本50,000〜150,000円)。取引先から届いたセキュリティの確認票には、チェックシートの回答支援(50項目まで30,000円)で、今の対策を確かめて事実に沿った回答案を作ります。

まとめ

ドイツはAIとセキュリティの無料相談を1つの拠点にまとめ、日本は窓口が2系統に分かれています。同じ作業の繰り返しは、仕組みにできるところから。DXプランニングは、そこから考えます。まず相談メモを1枚書き、窓口に予約を入れてください。

出典

確認日:2026年11月1日

この記事を書いた人渡部 秀雄(DXプランニング代表)。IT企業で、企業向けのデータ連携基盤の構築・検証、帳票づくりの自動化、ホームページのサーバー管理から更新までの運用に携わっています。IT担当がいない中小企業・団体の外部のIT担当として、相談から仕組みづくり、保守までを引き受けています。

まずは無料でご相談ください

対応できるかの確認・お見積りまでは無料です。その場で契約を求めることはありません。通常、2日以内(土日を含む)にお返事します。

無料で相談する